シンガポールでのシェアサイクルを使うメリットと実際の使い方に関して解説します。
最近では日本でも割と広まってきているシェアサイクルですが、ここシンガポールでもかなり普及しており、使ってみると非常に便利でした。
シンガポールのシェアサイクル
以前は多くの業者が参入し、複数の選択肢があったようですが規制の強化等に伴い撤退や統合が進んでおり、2020年現在で街中でよく見かけるのは「SG Bike」と「Anywheel」の2社になっています。中でも「SG Bike」はシンガポールの地元企業(SG Bike Pte Ltd)が運営しており、最近Mobikeから事業を継承し、シンガポール全土で25,000台以上を有する最大のシャアサイクル業社になっています。
今回はそんな「SG Bike」に関して解説していきます。
「SG Bike」を利用するメリット
どこでも借りてどこでも返せる手軽さ
これはどのシェアサイクル業社にも共通するものですが、近くに止めてある自転車をアプリで検索し、その場でQRコードを読み込めれば利用を開始できます。また返却時は借りた場所に返す必要はなく、シンガポール全土にある指定の駐輪場所をアプリで検索し、そこに止めればその場で乗り捨てが可能です。「SG Bike」はシンガポールで最大の台数を運用しているので、メジャーな場所であれば大抵どこにでもあり、近くにないから使いづらい、ということはほぼ起こりません。
ですので、片道のみ公共交通機関を利用する、雨が降ったので帰りはGrabを利用する、ランニングの帰り道で疲れたので利用するといった使い方を実践しています。
シンガポール旅行の場合でメジャーな観光地を回るにはシェアサイクルの方が景色をみながら楽しむこともできるかもしれません。
手軽な値段設定
料金形態は利用した分だけその場で払う形式と、予め決められた日数分を先払いしておく形式の二通りがあります。いずれの場合でも非常にリーズナブルに利用できます。
2020年6月時点で通常タイプの利用料金は下記のようになっています。
(1SGD=約80円です)
・利用分のみ払う場合
最初の30分 | 1SGD |
以降1分毎 | 0.03SGD/分 |
・先払いの場合
現在プロモーション料金で通常価格より安くなっています。
7日間 | 3.9SGD | |
30日間 | 11.9SGD |
利用分のみで1時間使っても1.9SGD(1SGDx0.03SGDx30)、複数回使うことがわかっているのであれば7日パスもしくは30日パスの方が安くなる場合もありそうです。
利用方法
事前準備
シンガポールの電話番号
利用にはシンガポールの電話番号が必要になります。旅行者の場合は空港でのSIMカードの購入をおすすめします
アプリのダウンロード
下記よりアプリのダウンロードが可能になっています。
▼iPhone版
▼Android版
登録とチャージ
ダウンロードが完了したらアプリの案内に従って会員登録を行ってください、また先にチャージをする必要があるので、クレジットカードを登録してチャージを実施してください。クレジットカードは日本のものでも問題なく使えるようです。また最低チャージがくは10SGDからになっています。
借りる
自転車を検索
アプリを使って最寄りの自転車を検索します。
QRコードの読み込み
アプリを使ってQRコードを読み込むと自動で自転車のロックが解除されます。
利用開始
あとはそのまま利用開始です。利用中はアプリで返却場所の位置が確認できるので、目的地の返却場所を確認しましょう
返却する
返却場所で自転車を止めて自転車のロックをかけます。すると下記のような画面が表示されるので「End Trip」を選択します。
次に駐輪場付近に掲示されているQRコードを読み込みます。
※自転車のQRコードではないので注意が必要です
上記で返却完了です。あとはアプリから利用時間、距離、利用料金が確認できます。
実際に利用してみた感想
以前から街中の至るとこにシェアサイクルが置いていることは認識していたのですが、実際に利用はしていませんでした。実際に利用すると登録から利用開始まで非常に簡単で料金も安いので、今後も使っていきたいと思っています。
私の場合は、会社帰りに気分転換したい際や、公共交通機関でアクセスしづらい場所に行くさい、ランニンングして途中で疲れたときや、帰りに買い物をした際などに使っています。
皆さんもぜひお試しください。
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