【2022年】シンガポールから日本への一時帰国の流れまとめ

2021年年末から2022年年初にかけて日本に一時帰国した際の情報をまとめます。
この状況で帰るのに最初は色々と調べるのに大変でしたが、実際やってみるとそれほど大変ではなく、さらに現在は規制が緩くなっていたり、自動化されている部分もあるので更にハードルは低くなっているかと思います。

状況は随時変更されていると思いますので、最新の情報はご自身で確認いただくようお願いします。

日本帰国前準備

必要事項

  1. シンガポール当局事前承認
  2. 航空券手配
  3. 出国72時間前陰性証明

シンガポール当局事前承認

こちらが最も重要な手続きになり、現在長期滞在パスを所持している方も、(再)入国には当局の事前承認(Entry Approval)の取得が義務付けられています。

これによって1日の入国者数をコントロールしているため、年末年始は入国枠が埋まって希望の日程で許可が取れない等の事象が発生していたため注意が必要です。

また、EP等の場合は承認の取得は自信ではなく、基本的にVISAの発行元(会社のHR等)に実施してもらう必要があります。

Work Pass所持者の入国承認

Student’s Pass所持者・同行者の入国承認

実際の入国は取得日の前後1日が許容されます(例えば1月2日で承認を得た場合には、1月1日から3日の間に入国すれば良い)

航空券手配

こちらは入国の承認日に合わせて取得が必要なのでその点注意が必要です。

現在シンガポールー日本間ではVTL(Vaccinated Travel Lane)の運用はないため、運行している便であればどの便でも問題ありません。

出国72時間前陰性証明

シンガポール出国前 72 時間以内の検査証明の提出が必要です。
検査証明は、シンガポールの認定クリニックにより交付されるdigital PDT certificate(Memo on XXXX Result)印刷して持参する必要があります。(受検方法はこちら(シンガポール政府サイト))。
(※)項目として、氏名、FIN、パスポート番号、国籍、生年月日、RT-PCR検査であること、鼻咽頭ぬぐい液(Nasopharyngeal swab)又は唾液(Saliva)による検体であること、検体採取日時、受検機関、結果(negative)、ラボ名、結果判定日、医師の氏名、医籍番号、QRコードが記載されていることが必要です。

私の場合はRaffles Hospitalで事前に予約して検査、約$150ほどでした。
また、その際日本語の所定のフォーマットへの記載も実施してもらっています。
Raffles Hospitalの場合はウォークインでも検査実施しているようなので、予約なしでも実施可能です(対応日時等に関しては要確認)

日本入国時および滞在中

私が帰国した際は下記の全ての手続きを、複数枚の紙をマニュアル作業で実施していたため、空港を出るまでに2時間を要しました。

  • 入国時陰性検査※
  • 質問票の記入
  • 誓約書の記入
  • ワクチン接種証明書の有効性の確認(注)
  • 出国前72時間以内の検査証明書の有効性の確認
  • 健康居所確認アプリ(MySOS)のインストールとログイン

※日本入国時の検査は無料です。

ただ、2月7日より下記の通り関空でファストトラックの運用が始まっています。これにより入国までの手続きが明確になり簡易化されることが予想されます。

ファストトラックのホームページはこちら

シンガポール帰国前準備

必要事項

  • 出国48時間前陰性証明
  • PCR検査の事前予約
  • SHN先の確保

出国48時間前陰性証明

TeCOT(海外渡航者新型コロナウイルス検査センター)Testing Center for Overseas Travelers を通して予約するとシンガポールでも有効な証明書を取得できます。

こちらは厚生労働省と経済産業省によって確認されている医療機関、検査機関が登録されているのでここに登録されている=シンガポールの入国に必要な証明書を発行できます。

他にも日本には多くの検査所がありますが、英文の証明書に対応してない場合も多いので、こちらで確認するのが早いです。

PCR検査の事前予約

2020年1月8日以降入国時のPCR検査は不要になっているので事前の予約は不要です。

ただし、SHN5日目に指定の場所でPCR検査を受ける必要があります。こちらに関しては後ほど記載します。

SHN先の確保

私の場合は自宅にて7日間待機しています。その他のSHNに関しての詳細はこちら

シンガポール入国時および滞在時

空港ーSHN先

シンガポールの入国は非常にスムーズで、PCR検査を実施した場合でも30分以内に空港を出ることができました。(日本は2時間。。。)

またSHN先までのタクシーですが、空港にいるタクシーは基本的にSHNに対応しているようなので、特に気にせずその場にいるタクシーを利用すれば大丈夫です。

Grabを呼ぶ場合は車両選択の際に、 Grab SHNという車両が選択できるのでそちらを選べば大丈夫です。値段は普通の Just Grabと変わりませんでした。

SHN先

下記が私の場合です。現在は全く連絡がない場合もあるようなので参考までに。

1日目(到着日を1と計算)
・入国後すぐ”LEGAL NOTICE(S) FOR COMPLIANCE – COVID-19 Testing Order and/or Stay Order”のメール受領
・メール内Acknowledgeリンクを踏む
・SMSも受領
・電話連絡なし
2日目
・連絡なし
3日目
・HPBからPCR検査の予約SMS受領
場所と時間は選べず、場所は8 ANG MO KIO STREET 54
・連絡なし
4日目
・電話連絡(初、予約のSMS受け取ったか確認)
5日目
・電話連絡
6日目
・PCR検査(往復Grab SHNを利用)
・電話連絡なし
7日目
・電話連絡(陰性通知受け取ったら、12PM以降外出していいとのこと)
*多分これどこにも記載はない
8日目
・早朝SMSで陰性通知

まとめ

以上がシンガポールから日本への一時帰国の流れと必要な手続きです。現在はPCR検査やSHN等で手続きが煩雑でコストもかかる状況ですが、一行も早くこの状況がよくなればと思っています。

誰もが一時帰国はするものだと思うので参考になれば幸いです。

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